蜘蛛の糸

4974タカラバイオ

昨日比例で買えなかったので、チャート的に高値圏だとは思いながらも一応成り買いを入れていたら、S高で寄り付いた。
一応売りをスタンバイしていたので保有残高に反映されたあとすぐに指値売り注文を出したが、刺さらず。


そのままずるずる2〜3万円くらい下げ止まらず(このような値がさ株は値動きが大きく、狼狽もすごい)、損切りも考えさせられた。
東証で売り注文を出す前に一か八かでPTSを見るとS高での買いが!!
すかさず1株売り発注、253,700円で約定。


…危ねぇーーー!!
久々に冷や汗だった。
まあ今回はたまたま運が良かっただけで、普通なら損失だな。


東証銘柄は注意気配がないので成行数量もわからず、どこで下げ止まるかの目安がつけづらい。だから成行注文は怖い。
下手したら底値売りしてしまうし…。


ジェイコム株誤発注のときもこのような感じで1ティックずつ株価が下がり続けてS安まで止まらず、S安に張り付いてやっと特別気配となって残りの売り数量が表示されたんだろうなと思う。
このような状況で何が起こったかを瞬時に判断して注文を出せるのは、やっぱりすごい…。

8902パシフィック(整理)

終値95円で最終売買日を終了した。
6か月日足チャートで振り返ってみると懐かしい。


1,000円台くらいだったころに中柏ジャパンによる支援の材料が出て、3,000円〜4,000円まで連続S高。当時は3,000円ですら相当な高値という感じで怖かった。
3,000円前後でのもみ合いの後に上離れ。6億円の第3者割当増資の払い込みも完了して上げ幅をさらに拡大し、結局17,000円台まで急上昇してようやく天井をうった。
この間は数回の全株一致をはさんだものの連日のS高で、安値圏のころは数十万株の買いを残して引けた日も珍しくなかった。


その後は中柏ジャパンからの残り470億円の入金も雲行きが怪しくなり、継続疑義の注記・監査意見の不表明・東証2部への指定替え…と急転落。
程なくして会社更生法の適用となった。


この数か月間は材料によって値動きしていたように見えるが、結局グランビルの法則にあるような相場としては極めて一般的な動きとなったのは興味深い。


こことは相性も良かったし、(仕手株としてはw)鏡のような銘柄だった。
面白い銘柄がまた1つ廃止になって悲しい…。


4/10の取引