「や〜ね〜」と言ったら

1407ウエストHD

本社が広島だったのでもしやと思ったら…
20〜30代以上の広島県人ならCMを知っている人もいるかもしれないあの「ウエストルーフ」の会社ですな。


前日S高での100株持ち越し分を今日の寄り付きが高いなら売ろうと思っていたが寝坊して売れず、反発も弱いのを確認して結局後場1,690円で売却。
…100株なので半ばどうでもよかったが、貰えるはずの利益が減ってしまったのには変わりはない。
薄利な状況で悔しがって売れないでいると、結局安値近辺で叩き売って大損しまうのが相場の常である。
逃した魚をいかにきっぱりとあきらめるか…これがギャンブルの肝と言えよう。


売却後は資金処理の都合上身動きが取れずノーポジで見ているだけだったが、最後の大証JQタイム(大引け前の10分間)は見事というか凄まじかった。
最後の5分間には基本的に数百株しか並んでいない板に10,000株クラスの注文がバンバン入り、大証システムなだけに板はわけのわからない状態(シューティングのスコア表示みたいな感じ)。
とりあえず厚い板が出たら注文がぶつけられるといった感じで、今回ほど「株価は板の厚いほうに動く」という現象が如実に現れた板も珍しいだろう。


JQの取引時間が15時10分までとなってまだ日が浅いうちに、東証が引けて来週のGDも狙えそうで安心した売り方の狼狽を誘う値幅200円(約12%)の火柱はまさに嵌め込み。恐ろしい…。


売り禁に備えて両建ても考えたいところだったが、この銘柄は社内規制で信用買いができなかったのでポジションが取りにくいな(現物買いで信用売りの逆日歩だけ抜かれるのも嫌なので)。
まあ両建ては余力がもったいないか…。

4776サイボウズ

連日のS高。
…とはいえさすがにここ数日の急騰。張り付きも「半信半疑のままとりあえず張り付いた」という感じで、投資家の心理状態をよく表している。


現ポジションは4株。…しかし、もうこの水準では恐ろしくて買い増せない。
そして来週大きくGDしてしまったら予想が外れたことになるので損切りせざるをえない。
だからこそリスクの少ない初押しで買うべきだったのだが、いくら経験で買い場を学んでいてもそれを今回少しでも活かせなかったのだから意味がない。今回の反省点…。


株価とは不思議なもので、誰もが怖い怖いと思うような状況では意外に暴落が起こらない。
本当に危ないのは、「この株は10万・20万になる〜」などの楽観論が大勢を占め、「少しくらいなら大丈夫かな…」とつい手を出したくなるような状況。
…そして翌日以降のS高表が書き込まれるようなときw


いつも相場は「幸福感の中で消えていく」ことを忘れないようにしておきたい。



…しかし、ここは凄いな…。
値上がりすればするほどどんどん資金が流入してくる様は腐っても東証1部という印象を受ける。
ここまで強いと数か月前の証券コードが8で始まるあの株を思い出す(まあ今この株を見ているような人はみんな心当たりがあるだろうけどw)。
その銘柄はもともと低位株だっただけに短期で10倍以上、初押しからでも5〜6倍になった。
サイボウズは低位ではないしそこまでの祭りは無理でも2倍・3倍は期待してしまうが、はたして来週はどうなるか…。