再びベンチマーク

先日新しく自作したPCに、新たにビデオカード玄人志向 GF8600GT-LE256H」を取り付けた。


…しかし。


まずファンがうるさい。
これでは他がどんなに静音でも意味がない。CPUファンや電源が比較的静音だっただけに惜しい。
…どうも最近のグラフィックボードは発熱がすごいらしく、ファンレスモデルではかなり大型のヒートシンクが必要となってくるようで。


そしてこのGeForce 8600GTに限ってはBVE(列車運転シミュレーションゲーム)が正常にプレイできない。ソフト側の問題だが、これは大きな減点だ!


ベンチマーク結果については以下の通り。
Vista環境ではGDIの描画が基本的にソフトウェア側で行われるらしく、Vistaで測定するとビデオ性能を加味した2D性能を以前の構成と比較できないので、XP環境での測定である。

new: 玄人志向 GF8600GT-LE256H (NVIDIA GeForce 8600GT)
old: 玄人志向 RD925-LA128C (ATI Radeon 9250)


以下はゆめりあベンチマークによる3D性能の測定結果。こちらはオンボードVGAとの比較である点に注意。
スコアは解像度1600*1200での測定だが、1024*768では8600GTで26000程度。

new1: Intel GMA X4500 (オンボード
new2: 玄人志向 GF8600GT-LE256H (PCI Express x16)


今まで使っていたボードはミドルレンジモデル(当時)を購入したこともあって、劇的な性能向上は見られない。
今回のボードの性能は値段相応といった感じか。
不満点も気になり始め、早速浮気しそうである。
この8600GTの方が2千円程度安かったのでこれにしたが、やはり9500GTのボードにすべきだったか…?


以下に同時に測定したその他の結果も載せておく。

new: Intel Pentium Dual-Core Processor E5200 2.87GHz (オーバークロック
old: AMD Athlon XP 2500+ (Barton) 2.10GHz (オーバークロック


早速オーバークロックを試してみたのだが、2.90GHz辺りまでしか安定動作しなかった。
個体差もあるだろうが、実際のところE5200はOC耐性があまりないようである*1

※その後、メモリを換装して再OCを行いました。この記事もご覧ください。



new: DDR2 SDRAM PC2-5300 1GB*2 (Dual Channel)
old: DDR SDRAM PC2700 512MB + PC2100 256MB*2


あれ、あんまり変わっていない…と思ったら桁が違った!
CPUのOCでFSBも上がったためか、さらに高速に。

*1:少しして気づいたのだが、CPU電圧もいろいろと調整してみたが変化がなく温度も30度程度だったので、メモリの方がネックとなっている可能性がある。一応45nmプロセスのWolfdaleコアだし、他の動作報告例を見ても2.90GHzは低すぎる。機会があれば調査してみる予定。ただ、BIOSの設定項目に柔軟性がないので、あまり高度な調整は出来ないかも。廉価モデルで済ませると面白い機能がいろいろ削られていることが多くていっつも後悔する…(もちろん普通に使うには問題ない)。「安物買いの銭失い」とはこのこと。