ウェアハウス川崎店

東京旅行のついでに川崎のウェアハウスにも行ってきました。


まず、建物の汚さに驚いた。どう見ても廃墟。営業しているのか疑わしかった。
しかも入り口がわからない。他の人が入っていくのを見てようやく入れた。
中に入ると、そこはお化け屋敷以外の何物でもない。それらしいBGMも鳴っているし…。
どうやら香港の九龍城がコンセプトの建物らしい。


お化け屋敷なのは1階や2階くらいまでで、それ以降は次第にアミューズメント施設としては普通っぽい店内となっていく(全体的に店内は暗いが)。5階まで来るとネットカフェのフロアなので店内は明るく、もう逆に高級感が出てくるというカオスな店内。


建物の汚さはあくまで演出で、実際には新しいようだ。
でもその演出の徹底ぶりがすごい。建物の壁面・店内の壁面をはじめ、ロッカーだとかエスカレーターの間にあるプラスチックの板までわざわざ汚してある。
フロア案内もそれっぽい字体で雰囲気満点。そのわりにエレベーター横の薄型モニタで高級感溢れるネットカフェの宣伝をしているセンスに脱帽。


この併設のネットカフェは料金設定が基本30分300円と若干高いが、モニタも大きめでいちいちマウスやヘッドホンがビニール袋に入っていたので、他店に比べて高級志向な印象を受けた。平日昼間のフリープランが最大8時間980円と安い(8月の料金改定前はもっと安かったと思う)ので、これだけでも利用価値がある。


これで深夜料金の設定があればもっと良いのだが…100円2クレになったら同じフロアのQMAをして夜を過ごしたほうが安いかも(深夜はCOMが多いので昇格試験以外だとつまらないという諸刃の剣)。


リクライニング席とビジネス席を利用したが、気になったのはビジネス席のオフィス用ソフトがOpenOfficeだったこと。OpenOffice自体は良いと思うが、まだMicrosoft Officeの互換ソフトとして使えるレベルではないので、せめてWordやExcelを入れてほしかった(見落としたのかもしれないが、インストールされていないように見えた)。


下の階のトイレはこれまた廃墟みたいな演出らしいが、ネットカフェ内のトイレはピカピカの最新ウォシュレット。ふたが自動で開いて驚いた。


このような感じで、全体的にえらく気に入った。川崎に来たときにはまた寄ろうと思う。