夢ヲチ

初めに書いておきますが、以下フィクションです。


怪我人を病院に運んでいた。
途中で病院の人に、ここで治療した方が良いんじゃないかと言われたが、
その病院は建物や設備が古かったので、もう少し歩いたところにある新しそうな病院の方へ入った。
大きなエレベーターが3基もついているが、そこからしか受付には行けないようだ。
非常階段さえも無いっぽい。…いいのか?
とりあえず真ん中のエレベーターのドアが開いたので、乗る。
他には白衣を着た医者らしき人物や、患者などが乗っていた。
とりあえず白衣に受付の場所を訊いてみたら、
医師「受付?3階…」
3階のようだ。
…2階には何があるのだろうか。
そんなどうでもない事を考えていると、エレベーターが止まった。2階かな?
扉が開いた先には、何も無い。狭いエレベーターホールが存在するのみ。
もちろん外来受付など無い。誰も降りないのになぜ止まるんだろう。
そもそも2階の存在意義って何?
いろいろ考えたが、まもなくドアは閉まった。
エレベーターの速度が遅いのか、階と階との間がかなり長いような気がした。
すると突然、アナウンス?が聞こえた。
アナウンス「Tief 10m」
よく聞き取れなかったが、なぜか日本語(や英語)ではなくドイツ語のアナウンスなのであった。なぜにドイツ語?
ちなみに、なぜドイツ語だと分かったかと言うと、以前に同じようなアナウンスを
聞いたことがあったからである(さらには、その後の展開もこの時点で何となく予測できてしまっていたのだ…)
ということは、アナウンスからも判断して、このエレベーターは下降しているのか?
地上10メートルの場所を、ここは深さ10メートルですよ、とは言わない。
もう何メートルも地下に潜っているのか!?
てっきり上昇しているのかと思っていた。
だったら階の表示をB1とかB2など、地下である事を分かりやすくして欲しい。
アナウンスの後、扉は開いた。ここが3階らしい。2階とはうって変わって、
病院らしい雰囲気だ。イスやテーブルもあちらこちらに置いてあり、
ちらほら従業員らしき人物も見える。
しかし先程のアナウンスといい、気味が悪い。
このままではこの場所に監禁されてしまうのだ、おそらく。

即座に1階に戻ろうとボタンを押そうとし、ボタンに指が触れる瞬間、

  「ブチッ!!」

何か電流が流れたような衝撃があった。
「マジかよ!」
と思ったら、同じ階の照明が一斉に弱くなっていき、
ついには辺りはほぼ真っ暗になってしまった。
…やっぱりね。
あの時古い病院に行っておけば良かったな…。
と、今更後悔しても遅いのであった。
エレベーターは動かない、非常階段は無い、ここは地下らしい、海中かもしれない。
窓が無いから逃げられない。
これからどうするっぺ?


という夢なのでした。
舞台設定などは違うものの、
まんまEver17
なぜ今になって?
昨夜は月食を見ていただけなのですが…。